One Point 取材!
No.9

第9回  「One Point 取材 !」

今回のOne Point取材は太陽と海をコンセプトにデザインしたオリジナルシルバーリングが人気のBorn to Groove のオーナー兼職人の寺尾さんです。

シルバーリング制作についての本題の前に軽い感じで、リング制作の前は何をされていたのかをお尋ねしたら、ものすごくいろいろなお話(面白いお話)を聞くことができました。

寺尾さんは20代の頃はミュージシャンとして活動されていました。ドラムで飯を食っていたのです。
そして、音楽のための武者修行としてアメリカ大陸ヒッチハイクの旅にでかけます。
あるときラスベガスから少し離れた砂漠地帯の長い一本道を歩いていたら寺尾さんに一人の現地の男性が声をかけてきました。実はその男性はインディアンで寺尾さんの風貌を見て同じ仲間だと思ったそうです。(参考までにインディアンと言っても西部劇に登場するようなスタイルではありません。その方たちの子孫で普通のアメリカ人として暮らしています)
寺尾さんは深い縁を感じてそのインディアンさんと2週間寝食をともにしたそうです。
その人は稼業の一つとしてシルバーリングを作成していました。
もともと、物づくりが大好きな寺尾さんはお手伝いをしているうちにシルバーリング制作の魅力にはまったそうです。しかし、すぐに日本でシルバーリングのプロになろうと思ったわけではありません。
2週間が過ぎ、アメリカ横断の目標を完遂すべくインディアンさんに別れを告げました。

私としてはこのアメリカ横断ヒッチハイクのお話をもっとお聞きしたかったのですが、初対面でもあり、また、あまりにも本題から離れそうだったので悔いを残しつつシルバーリング制作へと繋がる方向へと質問を変えました。

帰国してしばらくは音楽活動をしていた寺尾さんでしたが、海外からシルバーを仕入れてネットオークションやホームページでの販売を始めました。
手を変え、品を変え、いろいろとやってみたそうですが、なかなか上手くいかない。どうすればもっと売れるようになるのかを考え抜いた末に「デザインが良くない」とうい結論に達したそうです。そして最終的には「良いデザインのシルバーリングを自分で作ろう!」と自らが職人になる決意をしました。

インディアンさんからの手ほどきを胸に秘め、さらには知り合いのアクセサリー職人のアドバイスを参考に、まずは簡単な機材を用意してシルバーリング制作を開始しました。
そしてリングが売れたらワンランク上の機材を購入する(設備投資)ということを繰り返すうちに5年後にはさまざまな機材がそろい、オリジナル商品以外に、オーダーメイドリング作成のご依頼もいただくようになりました。

寺尾さんのリングの特徴はコンセプトの通り、海と太陽がイメージされます。アウトドア派のリングであるとも言えます。
オーダーメイドではお客様のイメージをもとにリングを作るのですが、特にペアリングやプレゼント用のリングが人気だそうです。そしてイニシャルや本人にしかわからない暗号のようなデザインを入れることもしばしばだそうです。
色も絵の具のような感覚で塗ることが可能なので一口に「シルバーリング」といってもデザインの可能性は無限大です。
センスやアイデアがあれば素人でもデザイン(イメージ)をしっかりと寺尾さんにお伝えして素晴らしいリングが出来上がるのです。
過去にはペアリングを作りたいけど特にこだわりのデザインがない、ということでお二人の写真をもとにイメージを膨らませてリングを作成したこともあるそうです。

Born to Groove ホームページには寺尾さんの「太陽と海」をイメージしたリングがたくさん掲載されています。ベビーリングやトゥリングもありますよ。是非 ご覧ください。  Born to Groove >

 

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