One Point 取材!
No.5

第5回  「One Point 取材 !」

第5回目の取材は東京都台東区にある眼鏡レンズのオーダーメイド店「めがねレンズ工房」にお伺いいたしました。

今回お話を聞かせていただいたレンズ工房の店主、小林さんは今まで数多くの「日本初」を開発されました。めがねレンズ界ではちょっとした有名人なのです。例えば、スポーツ用の眼鏡をアメリカからいち早く導入し、日本に広めたのは分かりやすい例ですが、レンズ加工においても、そのデザインやテクニックはどれも斬新なものばかりです。

スポーツ用レンズ(上の写真)についてご紹介すると、正式にはスポーツゴーグル『リバティスポーツ』といい、目の医療に厳しいアメリカでも ANSI(アメリカ標準協会)FDA(アメリカ連邦食品及び医薬局)の認可も受けており、1993年にはNationalPreventBlidness(全米失明協会)の権威あるVision−of−A−Winnerの受賞をしました。このフレームに使用されるレンズは、ポリカーボネート製で従来のプラスチックレンズに比べて20倍以上の強度があり、現在最高の耐衝撃性強度を誇っているそうです。当然その加工も難しいので日本ではこのレンズを扱えるところは少ないそうです。

レンズのデザインや加工品についてはどのように皆さんにお伝えしていいのか本当に悩みました。といいいますのは、写真ではその素晴らしさが伝わらないからです。実際にレンズ工房さんのホームページにもいくつか写真が掲載されていますが、実物を知っている人が見たらぜんぜん雰囲気が違うと感じるでしょう。つまり、実際にお店まで足を運び直接ご確認いただきたいのです。どんな商品も直接確認するのが一番だと思いますが、今回は特にそうです。(素晴らしい油絵を文章と写真だけで説明をしても伝わらないのに似ています)
レンズ工房さんは東京都台東区(銀座線田原町駅・都営浅草線浅草駅から徒歩約3分)にありますので、是非ご自身の目でそのレンズデザインをご確認ください。きっと楽しい発見がいくつもあると思います。しかし、遠方でなかなか東京まで行くチャンスがない方にどれだけ伝わるかは分かりませんが、レンズ工房さんのレンズデザインと加工技術をいくつかご紹介します。

まずは、加工技術ですが、これは単純に言えばリム(フレーム)にレンズを装着する技術です。シンプルな丸型フレームにレンズを装着するのは簡単ですが例えば、リムレス(ふち無し)にレンズを装着する方法は一般的には限られています。そんな中でレンズ工房さんでは、実に多くの装着方法を考案してデザイン性豊かな仕上がりになっています。
また、レンズの厚さを隠すテクニックは素晴らしいものばかりでした。基本はスリムカットといい、レンズの裏側を斜めにカットし厚さを薄くするのですが、一番驚いたのはカラーブラインドやカラーストリームといって、レンズの外側部分にブランインド状に色を入れたり(下の写真左)、あるいは、レンズ周囲に色を入れるというデザインです。これで本当にレンズの厚みがすっきりしたような感じになるのです。
下の中央の写真は青いフレームではなくレンズのふちに色を入れた例です。

デザインについてはレンズにさまざまなカットを入れるのですが、シンプルなものからちょっとした彫刻品というものまでありました。たくさん見せていただきましたが後はレンズ工房さんのホームページをご確認いただくかお店まで足をお運びください。

最後に気になるお値段ですが、普通の町の眼鏡屋さんと同等あるいはそれ以下でした。(ちょっと驚きでした)他とは少し違うおしゃれな眼鏡がほしかったら本当におすすめです。また、ゴージャス嗜好の方は高級ブランド品フレームとレンズ工房のデザインレンズを組み合わせれば世界にひとつの納得のめがねが手に入ります。

本取材以外の詳しい情報はHPをご覧ください。  
めがねレンズ工房>

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